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インフルエンザ

新型コロナワクチン

コロナワクチン接種は、体内でスパイクタンパク質（ウイルスが細胞へ侵入するために必要なタンパク質）を生成し、スパイクタンパク質に対する中和抗体産生及び細胞性免疫応答が誘導されることで、感染症の予防ができると考えられています。
公費で接種が受けられるのは、令和6年（2024年）3月31日までです。
感染予防・発症予防効果は、2～3カ月程度で重症化予防効果は、1年以上一定程度持続するとされています。

（参考）厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」

肺炎球菌ワクチン
(PPV23(ニューモバックスNP)と
PCV13(プレベナー13)について

肺炎は日本人の死因の第４位とされています。肺炎の原因として肺炎球菌は最も多い細菌です。肺炎にかかっても多くの場合は適切な治療によって治癒します。しかし、入院や自宅安静により活動性が低下する。つまり、足腰の筋力低下や認知症を引き起こす可能性が高いです。高齢者の場合は、肺炎が重症化することも多く肺炎予防はとても重要だと考えられています。
肺炎球菌ワクチン①PPV23（ニューモバックスNP）と②PCV13（プレベナー13）の2種類あります。

• PPV23（ニューモバックスNP）は、高齢者の定期接種（公費助成の対象）のワクチンなので、対象年齢に達した場合は接種することが推奨されています。定期接種の実施主体は市町村になるためお住まいの市町村にお問い合わせください。
• PCV13（プレベナー13）は、任意接種（公費助成の非対象）であり予防効果が長期間持続するため、その接種を併用することが望ましいと考えられます。
  PPV23を既に接種している65歳以上の高齢者には１年以上経過した後にPCV13を接種することが推奨されています。

帯状疱疹ワクチン
（50歳以上が対象者）、
任意接種（公費助成の非対象）

帯状疱疹の発症率は50歳以上で増加し、年齢を重ねるごとに発症率は増加します。一番の問題点は帯状疱疹発症後に約2割の方が帯状疱疹後神経痛（PHN）へ移行するといわれています。ウイルスにより傷ついた神経が回復するのに長期間を要することが多く痛みが残ることも少なくはありません。また、PHNの発症リスクも年齢とともに高くなるといわれています。そのため、帯状疱疹の発症自体を予防することが極めて重要と考えます。
ワクチン接種により、水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫力を高めることで帯状疱疹の発症率を低下させる。あるいは、帯状疱疹を発症したとしても軽症ですむ可能性があります。

帯状疱疹ワクチンは①生ワクチン　②不活性ワクチンの2種類あります。